2012年12月27日木曜日

休業日のご案内

12月28日から1月3日までイラストレーターズ通信事務局はお休みをいただきます。
メールのお返事なども、原則4日以降となるのでご了承ください。

2012年12月5日水曜日

文字校始まりました

小冊子にご参加の皆様へ、文字校をお送りし始めました。
お一人お一人のデータをPDF化してメールに添付しますので、全員に送り終えるまでしばらくかかりそうです。
まだの方はしばらくお待ちください。
スムーズにいけば、今週中か、来週はじめまでに終えると思います。

2012年11月26日月曜日

コンペ、審査員賞・入選のお知らせを送りました

第4回イラストレーターズ通信コンペ、審査員賞・入選の皆様には、お知らせの電子メールをお送りしました。
Bccによる同時送信のため、迷惑メールにされることもあります。見当たらない場合は迷惑メールフォルダをご確認ください。

万一、届いていない場合はお知らせ願います。

今回の入賞・入選者のお名前はこちら。
http://illustratorstsushin.blogspot.jp/2012/11/blog-post_22.html


2012年11月22日木曜日

イラストレーターズ通信コンペ結果速報

第4回イラストレーターズ通信コンペの結果を速報します。
既に、大賞、金賞、銀賞の皆様にはお電話でお知らせしました。
審査員賞と入選の皆様には、来週メールでご連絡します。

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大賞
なかむら葉子

金賞
こばたえこ

銀賞
武政諒

審査員賞
上田三根子賞 オオタヒロコ
山田博之賞 みやこしあさみ
佐藤ワカナ賞 岸川恵
サカイノビー賞 水沢そら
吉岡ゆうこ賞 田中海帆

入選
IC4DESIGN
きたざわけんじ
加藤健介
高橋ユミ
奥田一生
蓑島恵美
川崎真奈
山本啓太
森 豊
秦 直也
しんやゆうこ

ーーーーーーーーーー
今回は実力のある応募者が多く、高い評価を得ながら、惜しくも入選に至らなかった皆さんのお名前も「入選次点」として発表することとなりました。

入選次点
林宏之、河合 寛、MARI MARI MARCH、ミヤザキコウヘイ、ヤマモトマサアキ、コバヤシヨシノリ、増島加奈美、高良真秀、トクマルユウコ、筒井早良、斉藤高志、西島知、山崎カズヒコ、タムラヨウイチ、岡田茂子、田口実千代、後藤美月

ーーーーーーーーーー
最終選考対象者は、こちらのページで発表しています。

2012年11月19日月曜日

第4回イラストレーターズ通信コンペ、1次選考通過者名発表

第4回イラストレーターズ通信コンペ、1次選考通過の皆様。


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chieko
Eriy
IC4DESIGN
Kenny.Cascade
MARI MARI MARCH
MISHAGRAPHICA
ryuku
SUNNY
TANICHO
オオタヒロコ
きたざわけんじ
こばたえこ
コバヤシヨシノリ
シロマルユウタ
しんじえりこ
しんやゆうこ
ダイモンナオ
たなかみか
タムラヨウイチ
トクマルユウコ
とやちかこ
なかむら葉子
なせつ
みやこしあさみ
ミヤザキコウヘイ
もりあやこ
ヤマモトマサアキ
井上朝美
奥田一生
岡田茂子
荻原朋弥
加藤健介
加藤麻依子
加峯達也
河合 寛
海帆/松本てん
梶山よこあ
岸川恵
宮崎ひろふみ
宮城 毅
後藤美月
荒井涼子
高安恭介
高橋ユミ
高良真秀
今井雅之
山口尚美
山崎カズヒコ
山田七重
山本 薫
山本啓太
小川メイ
小倉マユコ
小林龍一
松田真由美
森 豊
秦 直也
水沢そら
西浦康太
西田真魚
西島知
西脇エリ
斉藤高志
川崎真奈
川本恒一
川又哉子
増島加奈美
村上トモミ
村上麻子
大沢かずみ
大木貴子
瀧石公子
田口実千代
田中海帆
渡邉美里
東條琴枝
筒井早良
藤田あい
藤本憲省
南無子
武政 諒
本田晴子
蓑島恵美
友広 剛
友田萌衣
友澤健太郎
林宏之
鈴木勇介

ーーーーーーーー
以上です。
現在2次審査中です。

2012年10月14日日曜日

DTPスタッフの皆様へ

DTPスタッフの皆様には、
小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12、DTP作業のためのデータをお送りしました。
届いていない場合はお知らせください。

2012年10月10日水曜日

作業全般に遅れが出ていることをお詫びします

イラストレーターズ通信事務局において、きわめて多忙になっております。
そのため、すべての作業が大幅に遅れております。
皆様には深くお詫び申し上げます。

来春発行の小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12参加者から納品いただいた作品等のデータの確認・修正作業はまだ終わっておらず、DTPスタッフにもまだ一部しかまわせておりません。
ほとんどはまだ、確認修正作業中です。
予定より1か月ほど遅れております。

大変申し訳ないのですが、、、
文字校を参加の皆様にご確認いただくのは、最悪、12月から来年1月頃になる可能性もでてきました。
可能な限り、年末年始にはかからないよう、全力で取り組んではおりますが、、、
念のため、年末年始に帰郷や旅行で長期間連絡の取れなくなる場合はお知らせくださいますようお願い申し上げます。

また、コンペの審査の準備も全く手を付けられない状況です。
こちらもデータを整理して、審査員の皆様にお届けしなければならないのですが、、、お送りいただいた封筒は、いくつかの段ボールにしまわれたままになっています。
審査員の皆様にはご迷惑がかからぬよう、大急ぎで作業を進たいと思ってはおりますが、やるべきことが山のようにあり、焦るばかりの毎日です。

何もかもが遅れ、心臓に悪い状況に突入した感があります。

申し訳ないのですが、主催・運営する森流一郎は本職の仕事もありますので、イラストレーターズ通信の作業だけやるという訳にもいきません。
まだ小さな娘もいますので、ある日突然熱を出すこともあります。元気なら元気でこれまた手がかかります。
家事も大変です。
なんだかんだで、思ったように作業は進んでおりません。
まことに申し訳ございません。

心身ともに疲れ果てながらも、懸命に作業に励んでおります。
ご理解のほどお願い申し上げます

2012年10月2日火曜日

イラストレーターズ通信コンペ閉め切りました。

イラストレーターズ通信コンペの作品募集は、9月30日で締め切りました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
まだ集計しておりませんが、例年並みの人数からデータが届いています。

結果速報は今年の11月から来年1月ぐらいのうちに、このブログでいたします。
正式な発表は、来年春に発行予定の小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12で行います。

しばらくお待ちください。

2012年9月28日金曜日

会員展覧会レポート【尾崎千春個展「I N O R I」】




Gallery Dazzleにて、尾崎千春さんの展覧会が開催中である。
彼女はイラストレーターズ通信の古くからの参加者の一人だ。
私がその作品に惚れ込み、初めて参加いただいたのは5年以上昔ーー
当時、彼女はまだイラストレーションのお仕事をしたことがなかった。
それが、イラストレーターズ通信をきっかけに新聞小説挿絵等様々な仕事につながった。
その実績もあってだろう、本年度から玄光社の『ファッションイラストレーションファイル』にも掲載されている。
イラストレーターとして着実な歩みを遂げてきたと思う。
とても喜ばしく思っていた。
そして今回は初めての個展だ。
わくわくしながら会場に向かった。

会場の扉を開けて、しばし飾られた作品を見回す。
ギャラリーは、尾崎千春カラーに染まっていた。
シックで落ち着いた色使いが彼女の持ち味だ。
どの作品もまぎれもなく、尾崎さんの色なのだ。
話を聞くと、絵の具の色をそのまま使わず、ある二つの色を混ぜて、色彩に統一感をもたせているのだという。
その色は、尾崎さんの心の色でもあるのかもしれない。
ご本人の雰囲気にとても合っている。

そして、尾崎作品で魅力的なのは、なによりも人物だ。
どの作品にも丁寧で生き生きとした人間が描かれている。
その人物がまたいい顔をしているのだ。
それだけではない。
服もいい。皺の1本1本まで上手い。

実はーー
学生時代、服飾の勉強をしていたのだという。
それでも絵が好きで、少々遠回りながらもイラストレーターへの道を歩んできた。
結果として、服がきちんとかけるイラストレーターになったと思う。
どんな遠回りもやがて自分自身の養分となるのだ、と改めて納得する。

昔の作品も素晴らしかったが、独特の世界観が邪魔をして、お仕事としては使いにくさもあった。
それが、新聞小説の挿絵をしてから、大きく画風が変わった。
幻想的で平面的な作品から、日常的で奥行きのあるイラストレーションへと進化したのだ。
新聞小説では、それまで描いたことのなかったもの苦手なものもどんどん描かなければならなかったという。
それが彼女の画風に変化をもたらした。
今回の個展は、変化した作風の、ギャラリーでのお披露目展示ともいえる。

装丁や挿絵等、小説に関わる仕事に興味があるという。
彼女の作品が次々と装丁に使用され、書店に並ぶ様子を想像すると楽しくなる。
いやおそらく、それは現実となるだろう。
今回の個展を拝見して、イラストレーターとしてさらに活躍してゆくだろうことを確信した。

今後も応援していきたい。
私の大好きな才能の一人だから。




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尾崎千春「イラストレーターズ通信」会員ページ


「I N O R I」
会期:2012年9月25日(火)から30日(日)
   12:00~19:00(月休・最終日は17:00まで)
場所:Gallery Dazzle
   東京都港区北青山2-12-20 #101
ギャラリー Webサイト:http://gallery-dazzle.com/



2012年9月11日火曜日

会員展覧会レポート【林けいか個展「きらきら」】




林けいかさんが、これまでの「かわいい」画風とは一変したタッチで個展を開催中だ。
あさって12日までとなったが、会員展覧会レポートをお送りする


ギャラリーの扉を開けた私を、何かの光が包み込んだ。
まぶしい思いで室内を見回す。
そこには、これまでよく知る彼女のタッチとはまるで違う作品が並んでいた。

「きらきら」が展覧会のタイトル。
作品ひとつひとつに光が描かれている。
これが会場に満ちているからだろうか?
林さんにお話を伺いながらも、まぶしい思いは消えなかった。

これまでの作品は「かわいい」キャラクター的タッチの作風で描いてきた。
Photoshopで線画に色を付けたものが多い。

それが今回の個展で飾られていたのはーー
絵の具を塗込めた、もっと大人な作品だった。

「かわいい」タッチでは、雑誌のカット等でお仕事をしてきた。
今後は、展示した作風でもどんどん描いていきたい、装丁や小説挿絵などに活動の場を広げたい、と話す林さん。
そして、作品販売も積極的に行っていきたいのだという。
だから「お部屋に飾って心地よい作品」ということも考えて描いたそうだ。
既に二つの作品に売約済みのシールが貼られていた。

さらに目標はつきないようだ。
この画風にあった人物の描き方がまだ見つからない。
今後の目標は人物だと、笑顔で抱負を語る林さん。
その瞳がまぶしい。

そうなのかーー
ようやく気がつく。
私を包んだ輝きは、イラストレーションに光が描かれていたからだけではなかったのだ。
林さん自身が「きらきら」と光っていたのだ。
未来に向かってまっすぐに進もうとする、林さんの魂の輝きーー
それが作品ひとつひとつにも宿って、空間を満たしていたからこそ、この個展会場でまぶしさを感じたのだ。

まだ発展途上なのかもしれない。
しかし、そのまっすぐな気持ちがあれば、大丈夫だろう。
これから、さらによくなっていくはずだ。

楽しみな才能がまたひとつ増えた。



(イラストレーターズ通信 主宰/森流一郎)
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林けいか「イラストレーターズ通信」会員ページ
http://www.illustrators.jp/profile.php?id=0577

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林けいか個展『きらきら』
会期:2012年9月7日(金)から12日(水)
時間:11:00から19:00(最終日は17:00まで)
場所:OPA gallery(東京都渋谷区神宮前4-1-23-1F)
ギャラリーホームページ:http://www.geocities.jp/opa_gs/

2012年9月5日水曜日

ちょっとしたコンペにおけるコツ

第4回「イラストレーターズ通信」コンペの作品募集中です。
いよいよ締め切りまで、1ヶ月を切りました。
2012年9月30日(日)必着でお願いします。
コンペの詳細はこちら
http://www.illustrators.jp/competition.htm

前回ではーー
「あの人すごかったけれど、作品が1点しかなかったので高い点数を入れなかった。もう少し作品がみたかった」と、審査員のあいだで話題になった応募者が何人かいらっしゃいました。
1点のみだと、たまたま偶然にいい作品が描けたのか、作者の技量が安定しているのか、分かりにくいというのです。
審査員によって選考基準は違いますので一概にはいえません。
しかし、応募作品が3点以上の方が、このコンペでは有利かもしれません。
1点のみの応募で入賞・入選はいないわけではないですが、かなり飛び抜けた才能の方々です。
大賞受賞者だけをみると、1点での応募というケースは、これまでのところ一人もいません。

以上、ちょっとしたコンペにおけるコツでした。
参考にしていただけると幸いです。

皆様のご応募をお待ちしております。


2012年9月1日土曜日

会員展覧会レポート【苗村さとみ企画展「バカンス Les vacances de la femme(女の休暇)」】




最近、話題の書籍がある。
松本清張賞をとった『烏に単は似合わない』(文藝春秋)だ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4163816100

書店では平積みされ、広告もよく見かける。
カバーイラストレーションを手がけているのは、イラストレーターズ通信会員の苗村さとみさん。
その苗村さんのグループ展が、ギャラリーダズルで開催中だ。
先日、その会場に行ってきた。

地下鉄外苑前の駅から外にでたとたん、思いがけないほどの暑さが、身体を包み込むように襲ってきた。
確か、その日の天気予報は、東京の最高気温は35度と告げていた。
アスファルトに覆われたこの街の実際の温度は、それ以上になっているはずだ。
会場に向かう足が、一歩、一歩、重くなる
到着する頃には、頭がもうろうとなりかけていた。

ようやく、会場に入ったところ、涼やかな空気に、頭もすっきりとしてきた。
冷房のおかげもあるだろう。
しかし、それだけではない。
苗村さんの作品が、涼しいバカンスの風を送ってきてくれたのだ。

展覧会のテーマは「バカンス」。
だから、どの作品も夏らしい。
しかし、暑苦しさはない。
つくづく思うーー
イラストレーションとは不思議なものだ。
夏らしいのに、涼しさを生む。

会場正面に並んだ、作品の前にしばし立ち止まる。
女性と花が描かれたものが5点。
美しきモチーフの競演に見とれる。
そして不思議な涼しさに心をゆだねる。
そう、確かにこれはバカンスの気持ち良さだ。

彼女はこれまでも一貫して、大正ロマンの香りあふれる作風で、花と女性をテーマに創作活動をしてきた。
独特の世界観に、使用される仕事の範囲が狭まるという面もあろう。
しかし頑固に守り続けてきたことで、技術・センスに磨きがかかり、近年の作品は驚くほど上質になった。

浴衣姿で迎えてくれた苗村さんに好きなイラストレーターを聞くと、
高畠華宵、高橋真琴、藤田ミラノの名前が挙がって、なるほどと納得する。
どこか高貴な気品は、彼らから受け継いだものだったのだろう。

どうか更なる高みを目指してほしい。
大好きだという偉大な先達に並ぶほどに、自分の世界を完成させてほしい。
期待が大きく膨らんだ。

ギャラリーをでると、またあの暑さが戻ってくる。
つかの間のバカンスが終わったような寂しさを感じた。

展覧会は9月2日まで。
未見の方は、お急ぎ下さい。

(イラストレーターズ通信主宰/森流一郎)




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苗村さとみ「イラストレーターズ通信」会員ページ
http://www.illustrators.jp/profile.php?id=0040


バカンス Les vacances de la femme(女の休暇)
会期:2012年8月28日(火)~9月2日(日)
   12:00~19:00(月休・最終日は17:00まで)
場所:Gallery Dazzle
   東京都港区北青山2-12-20 #101
ギャラリー Webサイト:http://gallery-dazzle.com/

出品者:大窪洋子 草野文香 友田萌衣 苗村さとみ 中村奈々子 村瀬エレナ (DM掲載順・敬称略)

2012年8月13日月曜日

イラストレーターの仕事について考える


お盆です。
そんなこととは関係なく、また熱を出して寝込んでいます。
夏風邪をひいた記憶は、少なくともここ20年ぐらいありません。
体力がなくなってきたことを痛感しています。
布団にもぐり込み、熱でぼんやりした頭で、イラストレーターの仕事について考えていました。

いつだったかーー
世界的な現代美術の作家が小学校に来て作品制作をするドキュメントをテレビでやっていました。
番組の終わりの方で、質問コーナーがあり作家が答えていました。
ある一人の小学生が、こんな問いかけをしました。
「これって何の役に立つんですか?」
美術家にとって究極の質問かもしれません。
しかし、その作家は少しもうろたえることなく、こう答えました。
「役に立たないものにこそ、本当に大事なものがあるんだよ」

たとえば、小説は文字で成り立っています。
イラストレーションは役に立たない、なくてもいい、と出版社が考えたとしましょう。
書籍のカバーにひとつもイラストレーションがなく文字だけになったら……
書店に入ったときの、あのときめきが半減するのではないでしょうか?
効率主義が行き過ぎると、無味乾燥で詰まらない世の中になります。
本当に大事なものは、一見無駄に思えるところにあるのです。

私たちイラストレーターの仕事は、現代美術ほど高尚ではないかもしれません。
でもよりたくさんの大衆に向けて、ちょっとした何かをお届けするエンターティメントです。
そのイラストレーションを見た人が、ちょっと幸せになれたり、ときめいたり、「かわいい」と思えたり、それだけのことですが……
世の中にとって、とても大事な「小さな魔法」だと思っています。
イラストレーターは、きっと、ほんのちょっとした魔法使いなのです。

イラストレーターの皆さん、ちょっとした何かで、世の中を照らしていこうではないですか。
より幸せな世の中になることを願って。
(森 流一郎)

2012年8月11日土曜日

「イラストノート」NO.23 で、森流一郎のインタビュー記事

現在発売中の「イラストノート」NO.23 で、森流一郎のインタビュー記事が掲載されています。
主に「イラストレーターズ通信」に関してのお話です。
書店で手に取っていただけると幸いです。
57ページから61ページです。

Webサイト「イラストレーターズ通信」の英語ページ完成のお知らせ

Webサイト「イラストレーターズ通信」の英語ページは、第2回、第3回のコンンペページを省いて完成しています。
コンペページの英訳が諸事情により遅れておりますが、ひとまずは英語ページの完成としたいと思います。
http://www.illustrators.jp/e_index.php

英訳はWeb英語スタッフの長谷さちあさんが担当してくださいました。彩さんとその会社の方にもお手伝いいただきました。
英語ページの制作はWebスタッフの彩さんが担当しています。

おかげさまで海外からの訪問者にも分かりやすいサイトになったと思います。
今後世界に向けて情報発信する準備ができたと思います。

ご協力いただいた皆様には心からお礼申し上げます。
ありがとうございます。

引き続き、コンペの英語ページの制作も彩さんに依頼しています。
完成には今しばらくかかりそうです。
お待ちいただければ幸いです。

2012年7月9日月曜日

イラストレーターの皆さんへ「お仕事確認書」の勧め


最近、Webや電子書籍等新しいメディアが成長する中で、イラストレーターの立場を危うくする報告が会員から多く聞かれるようになりました。

イラストレーションの発注時には全くそんな話はなかったのに、作品を納品後、あるいは本が出来上がってから、
「イラストレーターは電子書籍等への2次使用も認めること」
あるいは「著作権は、出版社に譲渡すること」
などの使用許諾書ないし契約書を強要された、という相談・報告が増えているのです。
しかも、ギャランティはあらかじめ決めた額のままで、その中に2次使用料や著作権譲渡の料金も含むというのです。
電子書籍などに2次使用する金額も含むのであれば、お仕事の依頼時に相談するのが発注者のマナーであり、義務です。

大変残念なことですが、最近会員の間で問題となっている「後だし」で著作権譲渡を強要するクライアントは、実は一流の大手出版社なのです。私も含め多くのイラストレーターは子供の頃から親しみ、憧れていたイメージのいい企業です。
あこがれの出版社から、ひどい扱いを受けたときの悲しみは、いかに大きいか、私にも痛いほどわかって、大きな失望を感じています。
この現状を「なんとかしたい」との思いから、このブログを書いています。


下請法でーー
親事業者には、発注にあたって発注内容を明確に記載した書面を交付することが義務づけられています。
つまり、著作権を譲渡することが条件であるならば、最初の依頼時に書面を交付して、お互いに同意する必要があります。
後だしで、著作権譲渡を持ち出して強要するのは下請け法上問題があると考えられます。
つまり違法行為なのです。

親事業者とは、個人事業者のイラストレーターにとっては、資本金が1千万円を超える企業がこれに当たります。問題となっている大手出版社は、当然これに該当します。くわしくは、この下で紹介しているパンフレット「コンテンツ取引と下請法」をご覧ください。

下請法には、「不当な経済上の利益の提供要請の禁止(第4条第2項第3号)」というのもあり、親事業者が著作権や二次使用権などを無償で譲渡・許諾させることが禁じられています。

全部を説明するときりがないのですが、親事業者の義務や禁止事項は、この他にもいろいろとあるので、ぜひ、パンフレット「コンテンツ取引と下請法」をご覧ください。

また、下請法の対象外となる資本金が1千万円までの会社であっても、
取引上優越した地位にある事業者が、優越的地位の濫用行為を行った場合は、独占禁止法上問題となると思われます。

● 下請法に関してはこちら(公正取引委員会のWebサイトです)
 http://www.jftc.go.jp/shitauke/index.html

● 独占禁止法に関してはこちら(公正取引委員会のWebサイトです)
 http://www.jftc.go.jp/dk/index.html

● 公正取引委員会サイト内にあるPDFパンフレット(イラストレーター必読です)
 「コンテンツ取引と下請法」
 http://www.jftc.go.jp/houdou/panfu.files/contentspamph.pdf

 「優越的地位の濫用」
http://www.jftc.go.jp/houdou/panfu.files/yuuetsu.pdf



しかし、クライアントからの一方的な契約書や使用許諾書の強要に、いちイラストレーターが対抗することは難しいのが現実でしょう。
多くは仕事を失うことを恐れて、そのまま同意しているのではないでしょうか?

「イラストレーターズ通信」では、お仕事の前に「お仕事確認書」を交わすことを奨励しています。
イラストレーションのサイズ・点数・使用範囲などをあらかじめ書面で確認することで、取引上のトラブルを出来るだけ避けようというものです。

イラストレーターズ通信会員はもちろん、会員以外のイラストレーターにも使用を開放しています。
もしよければご利用ください。

「お仕事確認書」はこちらからダウンロードして下さい。
https://www.dropbox.com/s/aapvof6jx61xnsw/oshigotokakuninnsyo.pdf?dl=0

もちろん万能ではありません。何らかのトラブルになったとしても、「イラストレーターズ通信」では責任を持ちかねます。
また会員以外の皆様からの質問・相談には応じておりません。
恐れ入りますがご了承ください。


イラストレーターの皆さんが、トラブルに巻き込まれることなく、いいお仕事に恵まれることを願っています。


イラストレーターズ通信 主宰 森 流一郎

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸:「お仕事確認書」は、ご自身が使いやすいように、内容をアレンジしてもかまいません。
ただし、少しでも内容を変更した場合は、「制作/イラストレーターズ通信」という部分は削除してください。
こちらで把握していない変更が行われたものに、イラストレーターズ通信という名前を使うのはご遠慮ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸2:もうずいぶん古いブログが、Twitterで紹介されて、たくさんの方にご覧いただいているようです。そこで、今更ですが、、、現状とあっていない部分や誤字などを修正しました。(2014年5月4日)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸3:「お仕事確認書」を修正し、アップし直しました。
最初の「お仕事確認書」を作ったのは、もうずいぶん昔です。多忙な中、あわてて作ったものの、いろいろと不満もありました。ずっと、「修正したい」と周りにはもらし続けてきました。会員のツイートで、思いがけずたくさんの方に知られることとなったので、「このままではいかん」と、頑張ってみました。一人でも多くのイラストレーターのお役に立てれば幸いです。(2014年5月6日)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸4:イラストレーターズ通信会員の皆さんには、下請法や著作権法について詳しく説明し続けてもう何年にもなるのでよく判ってもらえていると思います。
しかし、会員外の方にはこのブログを読んだだけではよく判らないことも多かろうと思います。
「著作権譲渡ってつまりどういうこと?」
「譲渡すると何か困るの?」
「イラストレーターにとって著作権て何?」
「イラストレーターの権利って?」
「お仕事確認書ってどう使うの?」
「著作権譲渡を迫られているけど、どうしても断れない。どうしたら断れるの?」
「『ガイドラインでイラストレーターは著作権譲渡することが決まっている』っていわれたけど本当なの?(もちろん嘘です)」などなど、、、
残念ながら、ここで簡単にすべてを説明できる才能を持ち合わせておらず、、、力不足で申し訳ないです。
いつか顧問弁護士に監修を頼んで、下請け法や著作権法その他、イラストレーターが知っておくべき法律知識の情報サイトを作りたいと思っています。
とはいえ、私はあまりにも多忙で、多忙で、、、自分の時間がなくなっているのはもちろん、最低限やらねばならないことも出来ないほど忙しい日々が、二十数年続いていて、、、どうにもならない状態です。
いつ時間が出来るかお約束は出来ないのですが、、、気長にお待ちいただけると幸いです。
繰り返しになりますが、イラストレーターズ通信会員以外からの質問や相談には応じかねます。ご了承ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追伸5:「著作権譲渡に応じないことを伝えたら仕事が流れた」「『著作権譲渡に応じていただけるイラストレーターにだけお仕事をお願いしています』と、婉曲に著作権譲渡に応じないと仕事が流れるといわれた」という報告が今もたびたびあります。こうした出版社の姿勢が改まらない場合は、公正取引委員会に相談することを考えています。被害にあった会員は、会員掲示板での報告をお願いします。(2015年4月7日)

2012年6月15日金曜日

第4回イラストレーターズ通信コンペ 作品募集


小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12(2013年4月ごろ発行予定)のカバーイラストレーションを、広く一般から募集します。

■ゲスト審査員
上田三根子(イラストレーター)

■イラストレーターズ通信会員審査員
サカイノビー、佐藤ワカナ、服部幸平、古屋暁、みうらし〜まる、森流一郎、山田博之、吉岡ゆうこ

■応募資格
プロフェッショナル、または本気でプロフェッショナルを志す、イラストレーター。
「イラストレーターズ通信」の会員はもちろん、会員外からの応募も歓迎します。
国籍を問いません。ただし、日本語が堪能であることが必要です。

■対象作品
テーマは自由。
著作権を有する自作のイラストレーション。
お仕事に使用した作品は、自身の責任においてクライアントの許可を取ること。

■賞
大賞受賞者には賞金5万円を授与。大賞受賞作は、小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12のカバーに使用、この小冊子にて特集記事も組まれます。
他に、若干名の入賞・入選作を選出します。
入賞・入選者全員を、プロフェッショナルイラストレーター集団イラストレーターズ通信に1年間無料招待。(既に会員の場合は、次の更新時無料となります)
無料招待に応じていただけた方は小冊子「イラストレーターズ通信」vol.13(2014年4月ごろ発行予定)にも無料掲載します。

※小冊子『イラストレーターズ通信』は、毎号何千件ものクライアントに向けて無料で配布している、プロイラストレーター団体「イラストレーターズ通信」の年鑑です。
http://illustrators.jp/booklet.htm


■展覧会
入賞・入選作品展を開催。
会期:2013年4月9日(火)から14日(日)
場所:ギャラリーDAZZLE(http://gallery-dazzle.com/)

■著作権
著作権は、作者に帰属。
ただし、大賞・入選作品は、当コンペの宣伝や次回募集のため、広告・チラシ・DM・Web等で使用する事があります。

■応募料
2,000円+作品1点につき500円。例えば、1点の場合は2,500円。2点の場合は3,000円。5点だと4,500円になります。(応募点数に制限はございません)

■振り込み口座
応募料は、次の口座に、納品前にお振り込みください。
三菱東京UFJ 銀行 
綱島支店(ツナシマシテン)  
普通預金口座 5080961 
名義: モリ リュウイチ

■応募方法
データ納品限定。作品データおよび応募テキストデータを1枚のCD-Rに収めて、宅配便、クロネコヤマトメール便、日本郵便レターパック等で送付ください。
恐れ入りますが、原画での応募は不可とします。

■応募データ締め切り日
2012年9月30日(日)必着。

■作品データ制作上の注意点
・作品サイズ:縦216ミリ x 横154ミリ。(カバーで使用させていただく場合は、上下左右それぞれ3ミリは断ち切られます。その他デザイン上の都合により、トリミングする場合もございます。恐れ入りますがあらかじめご了承ください。小冊子のカバーは縦長です。従って縦長の指定サイズでのご応募をお願いします。横長の作品を応募されても審査対象とはなりますが、大賞となってカバーに使用される場合は大きくトリミングされることもございます。)
・保存形式:jpeg形式(最高画質)
・解像度:400 pixel/inch
・カラーモード:CMYKまたはRGB
・データの名称:
1)まず、お名前(ペンネームの場合はペンネーム)のフルネームをローマ字(半角英数字)で表記してください。
2)次に、「_」(半角アンダーバー)をつけてください。
3)その後に、応募作品数に応じて、2桁の数字で番号を振ってください。
4)最後に、拡張子(.jpg)がつくようにしてください。
例えば、森流一郎という名前の方が応募する場合の作品名は、
「moriryuichiro_01.jpg、moriryuichiro_02.jpg、moriryuichiro_03.jpg、・・・」となります。
これらの作品データを、応募テキストとともに、一枚のCD-Rに収めて、お送りください。

■応募テキスト
ご応募に際しては、お名前や連絡先を明記する規定のテキストデータが必要となります。
名刺や、紙に書かれた連絡先だけをお送りいただき、このテキストデータがない場合は、「失格」となります。十分にご注意ください。
次のアドレスから、テキストデータをダウンロードし、必要事項を記入の上、作品とともにお送りください。
http://db.tt/ZJ2aKHjo

■データの返却
恐れ入りますが、ご応募いただいたデータは返却できかねます。

■結果発表
2013年4月ごろ発行予定の小冊子『イラストレーターズ通信』vol.12、Web『イラストレーターズ通信』(http://illustrators.jp)にて、入賞・入選作品を発表いたします。その正式発表の前に、メルマガやブログでも速報する予定です。

■作品送付先
〒188-0004 東京都西東京市西原町5丁目3-5 
イラストレーターズ通信 コンペ係
電話 042-452-6455

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■過去のコンペ結果
第1回:http://www.illustrators.jp/competition_01.htm
第2回:http://www.illustrators.jp/competition_02.htm
第3回:http://www.illustrators.jp/competition_03.htm

2012年5月29日火曜日

メールのお返事に関して

疲れがでたのか、事務局の夫婦ともに体調を崩して、忙しい中、さらにメールのお返事が遅れております。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

「早割」の締め切り前にお申し込みいただいたメールに関しては、内容に不備があったとしても、「早割」料金で受け付けます。

お返事は、6月に入ってからになる方も多いかと思いますが、「早割」の締め切り前にお申し込みいただいたメールに関しては、「早割」料金で受け付けます。
たとえ、申し込みないように不備があっても、大丈夫です。
その点はご安心ください。


2012年5月22日火曜日

メールのお返事が遅れています。

多忙のため、メールのお返事が遅れています。
お待たせしている皆様、大変申し訳ございません。
順次、お返事差し上げますので、今しばらくお待ちください。

2012年5月14日月曜日

会員展覧会レポート【大広ようこ5人展「木のある風景」】




オーパギャラリーにて開催中の「木のある風景」展は、16日まで。
最終日間近となった。
今回は、大広ようこさんのレポートをお送りする。

その日、ギャラリーに入った私は、異様な魅力で独特の世界に連れ去られた。
作品は、眼に見えないオーラを放っている。
しばし離れた場所に立ち尽くし、その魅力とめまいににた感覚に酔った。
決してセオリー通りとはいえない配色は、バランスが崩れる一歩手前で、独特の輝きとなって見る者の心を掴む
おそらく、プロでもまねはむつかしい。彼女にしか出来ない、オンリーワンの色彩センスだ。

ファイルで古い作品も拝見した。
昔からうまい人だったことが分かるが、最近の方が独特のオーラが強まっている印象だった。
どんどんよくなっているのではないか。
ただ、この色彩は好みが分かれるかもしれない。

「カラーよりモノクロの作品の方がいいといわれるんです」と、大広さん。
確かに、モノクロ作品はうまい。
しかし、こういった作品ならほかにもかける人はいそうな気がした。
やはり、私にはまね出来そうにないカラーの作品に惹かれる。

いろいろな意見もあろうが、私としては独自の色彩感覚に磨きをかけてほしい。
そう願いながら会場を出る。

しばし迷い込んでいた森の中から、抜け出たような感覚になった。
日差しがまぶしい。
都会の喧噪を歩きつつ、眼を閉じると先ほどまで迷い込んでいた森の木々の息づかいが蘇る。
ーーいい展覧会だった。



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大広ようこ「イラストレーターズ通信」ページ

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「木のある風景」展
出品者:井上文香、大広ようこ、川崎真奈、篠原いづみ、豊福摩希子

2012年5月11日(金)-16日(水)

11時 - 19時まで(最終日は17時まで)

OPA gallery オーパ・ギャラリー
東京都渋谷区神宮前4-1-23.1F




会員展覧会レポート【井上文香5人展「木のある風景」】


オーパギャラリーにて、「木のある風景」展が開催中だ。
5人のイラストレーターによるグループ展である。
どの作家もレベルは高く、見知らぬ森に迷い込んだかのような錯覚に陥る好企画となった。
出品者のうち、井上文香さんと大広ようこさんの2人はイラストレーターズ通信の会員。
まずは、井上文香さんのレポートをお送りする。

ギャラリーのドアを開けて見回しても、よく知っているはずの井上さんの作品が見当たらず、戸惑った。

彼女はマーカーを使ってカラフルに仕上げた作品で、ここ何年か会員として在籍いただいている。
その作品が会場内になかったのだ。
戸惑う私に、会場にいらした井上さんが「私の作品はこちらです」と振り返った壁を指し示した。
そこに飾られていたのは、意外にも油彩画であった。

初めて見るタッチだが、よそよそしさはない。

むしろよく知っていた知人に偶然であったかのような、穏やかな親近感に満ちている。
暖かな日差しのように見る者を包み込む優しさがあった。
油絵だけれどこってりとした質感はなく、どこか水彩画にも近い雰囲気だ
聞くと、オイルを多めに使って塗るのだという。


新展開だが、実は大学時代は油絵を学んでいた。
その後、イラストレーターを目指すにあたって一度は引き出しの奥にしまっていた技法なのだという。
最近になって、油彩でまた描き始めた。
とはいえ、イラストレーションの仕事で使うという意図はなく、あくまでプライベートな創作だった。
ところが、オーパギャラリーのオーナーに見ていただいて、この作風を気に入ってもらい、今回の企画展につながった。
さらには油絵とマーカー作品両方を載せた画集も、つばめブックスから出ている。
油絵が、イラストレーター井上文香の、あらたな未来を切り開こうとしていることを感じる。

会期は、16日(水)まで。

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井上文香「イラストレーターズ通信」ページ



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「木のある風景」展

出品者:井上文香、大広ようこ、川崎真奈、篠原いづみ、豊福摩希子



2012年5月11日(金)-16日(水)
11時 - 19時まで(最終日は17時まで)

OPA gallery オーパ・ギャラリー
東京都渋谷区神宮前4-1-23.1F

2012年5月6日日曜日

DTPスタッフ募集は閉め切りました。

冊子『イラストレーターズ通信』vol.12のDTPスタッフ募集は、予定の10人に達したため、閉め切りました。
スタッフとしてご応募いただいた皆様、本当にありがとうございます。心から感謝します。

2012年4月19日木曜日

非常に大事なメールを、イラストレーターズ通信会員全員にに配信しました。

先ほど、非常に大事なメールを、イラストレーターズ通信会員全員にに配信しました。
届いていない場合はお問い合わせ願います。

会員展覧会レポート【きたざわけんじ個展「さくら色のかぜ」】




ギャラリーに向かったその日、青山の街は、ちょうど桜が見頃を迎えていた。
ひらひらと花びらがいくつも私の周りを舞う。

きたざわけんじさんは、毎年、この季節、同じ青山のギャラリーで個展を重ねて、今年で4回目になる。

初めて個展にお邪魔したのは、数年前だ。
まじめな好青年という、ごく普通の外見である。
お話を伺っても、その印象は変わらない。

しかし、、、実はーー
彼は、風の魔法使いではないか、と勝手に思っている。
彼の作品にはいつも風が吹いているからだ。
具体的に風が描き込まれている訳ではない。
それなのになぜか、どの作品にも風を感じる。
不思議なのだ。

今回もHBギャラリーの中に入ったとたん、
会場いっぱいに飾られた作品に包まれた私の体を、風が吹き抜けた。
大げさではなく、確かにそんな気持ちになったのだ。

決して強く吹き付ける北風ではない。
心地よく、ほほをなでるさわやかな風だ。
そう、まさに「さくら色のかぜ」なのだ。
うまくつけられた展覧会タイトルに納得する。

もちろん室内に風が吹く訳はない。
理屈ではそう分かっているのだが、、、
今確かに吹き抜けたあの風は何だったのだろう、、、
何かの魔法にかけられたかのような気持ちになる。

具体的に風を描かないのに、風が吹く。
その不思議な才能は、これからさらに、広くたくさんの人々の心にも広がってゆく予感がする。
日本にとどまらず、世界中に、彼の心地よい風が吹き抜けることになるのではないか、、、
と、わくわくしながら想像している。

彼は、第1回イラストレーターズ通信コンペで入選。第3回では銀賞を受賞した。
最近でてきたイラストレーターの中でもその活躍ぶりは抜きでている。
出版、エディトリアルはもちろん、広告、プロダクトと、その広がりはとどまるところを知らない。

今後がさらに楽しみだ。
心地よい風の余韻に浸りながら、会場を後にした。

(森流一郎)





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きたざわけんじ「イラストレーターズ通信」ページ

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きたざわけんじ個展「さくら色のかぜ」
会期:04/13(金)ー 04/18(水)
場所:HBギャラリー

2012年4月18日水曜日

会員展覧会レポート【江頭路子 個展「いつか みた けしき」】



江頭路子さんの個展を見てきた。
彼女は、第2回「イラ通」コンペの入選者。
最近、注目している新人の一人だ。


ギャラリーの外から会場をのぞくと、いくつもの水彩画が静かに並んでいる。
それを見た瞬間から何かが私の中でこみ上げてきた。
この感情は何だろう……
会場に入る前から、何かの感情がわき上がってくることはそうない。
しかも今回はその感情の正体がすぐには分からなかった。


分からないままに、ギャラリーに入った私の前に広がる作品たち。
作品と向かい合っていると、ますます大きくなった何かが私の心を、キュッとつかむ。
不思議な体験だった。


新作のイラストレーションは、これまで以上に淡い色使いになってきているようだ。
以前の作品にあった、細かい描き込みは潜め、もっと大胆な筆致で、しかし繊細な世界を表現している。
特に、会場に入って右手奥下にあった作品の、内相的な少女の瞳が印象的だ。
その瞳と向かい合っているうちに……
この感情の正体が分かった。
それは、「切なさ」だ。


江頭路子さんの作品に知らず知らず心を動かされ、「切なく」なっていたのだ。


自分自身でそのことに戸惑いつつ、彼女に尋ねた。
「これは江頭さんの心の中を表現しているのですか?」
「うーん」と、印象的な笑顔で、少し小首をかしげて、それから天井を見上げた。「そうかもしれないです。きっとそうですね」
そういって私を見返してきた。
その眼は、絵に描かれていた瞳にそっくりだった。


この作品は、彼女自身知らず知らずのうちに、自分自身の内面を表現しているのかもしれない。
私が勝手にそう感じただけかもしれない。
どちらなのかは分からないが……
ギャラリーを後にしながら、あの印象的だった作品の瞳が頭の中からはなれなかった。

心に残る「いい」展覧会だった。


21日(土)まで。


(森流一郎)





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江頭路子「イラストレーターズ通信ページ
http://www.illustrators.jp/profile.php?id=0665&mode=profile


江頭路子、英語ページ
http://www.illustrators.jp/e_profile.php?id=0665


会期: 4/16(月)から 4/21(土)

時間: 11:30から19:00  (土曜日17:00まで)
会場: ギャラリーハウスMAYA(東京都港区北青山2-10-26)

http://www.gallery-h-maya.com/





2012年4月12日木曜日

2012年4月11日水曜日

会員展覧会レポート【後藤美月個展「身から出た米つぶ」】





後藤美月さんの個展が、オーパギャラリーで開催中だ。
子供の遊び心そのままのようなデフォルメ。
黄みがかったレトロな色彩の作品群で埋め尽くされた会場。
ギャラリーに一歩踏み入れたとたん、無邪気だった自分の子供時代に戻ったかのような気持ちにさせられた。
見たことがないなずなのに、懐かしい。
子供の頃の宝物に久しぶりに再会したかのような感激で、思わずひとつ持って帰りたくなった。
実際、販売済みのシールが貼られた作品も少なくない。
持ってかえりたくなったのは、私一人ではなかったのだろう。


作品の横には、オリジナルのことわざがあり、そのことわざを絵にしたのが今回の作品だという。
言葉にもこだわりがあるとのことでーー
「自分の言葉と絵で、絵本を作っていきたい」という。
夢を語るときの、瞳の輝きもまた印象的だった。
思わず応援したくなる。
ぜひ、かなえてほしい。


彼女は、昨年のイラストレーターズ通信コンペで入選している。

ザ・チョイスでも4回の入選、 第6回ノート展準大賞など、コンペの常連といってもいい。
今、最も期待される新鋭の一人だろう。



本日が最終日。17:00まで。
未見の人はぜひ会場へ。(ぎりぎりですが)



(森流一郎)



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後藤美月、イラストレーターズ通信ページ:
http://www.illustrators.jp/profile.php?id=0778&mode=profile


オーパギャラリー:
http://www.geocities.jp/opa_gs/

2012年4月9日月曜日

イラ通コンペ展の搬入

今日は(もう昨日になりましたが)、イラ通コンペ展の搬入。
大賞の加藤木さんをはじめ、いい作品がそろいました。

展覧会は、10日からギャラリーダズルで始まります。初日にオープニングパーティはありませんが、14日(土)17時から受賞パーティがあります。
パーティは、どなたのご参加も歓迎いたします。
ぜひ、お誘い合わせの上、お越しください。

ギャラリーダズル:http://gallery-dazzle.com/

大賞の加藤木さんは、今後世界で活躍する日本人イラストレーターの一人となるでしょう。

グローバル化の波は日本のイラストレーション業界にも否応なく押し寄せています。
そう遠くない未来、イラストレーションの仕事に国境はなくなると思います。
そうなったときに生き残れるイラストレーターは、世界で通用する力が必要でしょう。
加藤木さんはその一人だと思います。

世界的に見ても、日本のイラストレーションはレベルが高いと思います。
日本のマンガやアニメーションが世界を席巻したように、ジャパニーズ イラストレーションも世界的ブームになる可能性があると信じています。
そのためにイラストレーターズ通信ができることはなにか、そのことをいつも考えながら活動しています。

会員の皆さん、私といっしょに世界で旋風を巻き起こしませんか?
ご協力をいただけたなら幸いです。

2012年3月25日日曜日

イラストレーターズ通信展2012

「イラストレーターズ通信展2012」が、2週に分けて開催されます。
























場所:gallery DAZZLE (東京都港区北青山2-12-20 山西ビル#101)
ギャラリーホームページ:http://gallery-dazzle.com/


「イラストレーターズ通信展2012 第3回イラ通コンペ」

4月10日(火)〜4月15日(日)

大賞: 加藤木麻莉

金賞:なかむら葉子
銀賞:きたざわけんじ
銀賞:越井 隆


平川彰賞:黄色いもみじ
古屋暁賞:アカサカヒロコ

みうらしーまる賞:石原一博

森流一郎賞:IC4DESIGN


入選:agoera、かわらいポメット、高良真秀、こばたえこ、高田美穂子、武政 諒、米田絵理
(敬称略)


大賞の加藤木麻莉
さんは、日本のいや世界のイラストレーションをリードする存在になるのではないでしょうか?
ほかの入賞入選者も、自信を持って世に送り出せる才能です。
ぜひご来場ください。


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「イラストレーターズ通信展 2012 イラ通選抜展 VOL.11」

4月17日(火)〜4月22日(日)

出品者:沙天、尾崎千春、田口ヒロミ、Honda shinichi、オオタヒロコ、カミグチヤヨイ、カトウミナエ、水野朋子、naggy、山口尚美、ryuku、竹熊ゴオル、古屋智子、やぎともこ、カモ、カガワカオリ、ハマダミノル、フジイカクホ、みやよしえ、加藤木麻莉、岩清水さやか、宮城毅、金子正美、金沢和寛、江頭路子、坂本直子、三浦宏一郎、室 ゆうこ、楯川友佳子、星野勝之、斉藤高志、村上 朋子、ムラタユキトシ、谷口綾、長田恵子、井上文香、龍神貴之、齋藤州一、suzukie、はしあさこ、もりあやこ、森流一郎(順不同)


今後のイラストレーション業界を席巻する可能性を秘めた才能が集まりました。
こちらもぜひご来場ください。

2012年3月23日金曜日

冊子『イラストレーターズ通信』vol.11、発行しました。


冊子『イラストレーターズ通信』vol.11


第3回『イラ通』イラストレーション・コンペ 結果発表

大賞:加藤木麻莉
金賞:なかむら葉子
銀賞:きたざわけんじ
銀賞:越井 隆

平川彰賞:黄色いもみじ
古屋暁賞:アカサカヒロコ
みうらしーまる賞:石原一博
森流一郎賞:IC4DESIGN

入選:agoera、かわらいポメット、高良真秀、こばたえこ、高田美穂子、武政 諒、米田絵理


イラストレーターズ ポートフォリオ 2012

掲載イラストレーター:
森 流一郎、IC4DESIGN、秋葉あきこ、伊藤ハムスター、江頭路子、eto、榎本香子(榎本はいほ)、オオタヒロコ、尾崎千春、梶山よこあ、加藤健介、カトウミナエ、加藤陽子、加藤木麻莉、Ko. Machiyama、後藤美月、小松容子、彩、齋藤州一、サカイノビー、佐久間誉之、佐藤ワカナ、宍戸竜二、糸乃、正一、神保賢志、竹熊ゴオル、舘林 愛、たなかみか、友田厚子、苗村さとみ、永吉秀司、ニシハマカオリ、服部幸平、ハマダミノル、坂内 拓、フジイカクホ、古屋 暁、星野勝之、堀川直子、松倉香子、松野美穂、MISHAGRAPHICA、みうらし〜まる、水野朋子、南 トトコ、もりあやこ、山口夕希子、山本正明、龍神貴之、渡邉美里、アキワシンヤ、石坂 香、いしだ未紗、いずみ朔庵、五木なな、伊藤さちこ、itou・megumi、イナアキコ、井上文香、岩清水さやか、うえだしげこ、宇都宮 望、うつみちはる、おうみかずひろ、おおさわゆき、オオスキトモコ、オオマエメグミ、岡村智恵、小倉マユコ、長田恵子、開楽智治、カガワカオリ、金沢和寛、カモ、佳矢乃、唐木みゆ、河合美波(namima)、かわさきみな、カワムラアキコ、河本徹朗、神田ゆみこ、岸 潤一、キシャバユーコ、北岡久美子、木谷安憲、クリタミノリ、黒川輝代子、越井 隆、コヅカヒロミ、ことり寧子、小春あや、坂本直子、サカモトリエ、佐藤勝則、さわだりえ、seesaw.、shiori、shige、ししくらすず子、篠原かおり、柴崎ヒロシ、柴田純与、清水利江子、シュクヤフミコ、末原 翠、鈴木まみ、須山奈津希、関岡恵美、妹尾香里、ゼリービーンズ、染谷かおり、タカタカヲリ、高田ゲンキ、高田美穂子、高山千草、楯川友佳子、タナカ*アイコ、谷口 綾、たむらかずみ、タワシ(増田あきこ)、chieko、東條琴枝、友田シトウ、ともべあり、内藤あや、中島慶子、中田弘司、仲西 太、中村眞弥子、なかむら葉子、naggy、西脇エリ、根津あやぼ、はしあさこ、橋本千鶴、林 けいか、林 なつこ、林 ゆかり、はやはらよしろう、早原りさこ、藤島つとむ、藤原ヒロコ、古田真理子、古屋智子、POSTICS、ホンダシンイチ、まきお、ますこひかり、増島加奈美、matsu(マツモトナオコ)、松井晴美、松浦由美子、macco、松田真由美、松本麻希、まゆみん、三浦宏一郎、miya、宮城 毅、ミヤタジロウ、武藤文昭、村上朋子、ムラタユキトシ、村山宇希、室 ゆうこ、目黒詔子、morori、山口オサム、山口敬一、山口尚美、山口マナビ、山﨑たかし、山田有紀、ヤマモトマサアキ、ゆくたけあかね、YOSHI FUJIWARA、吉實 恵、RICOW、YAB / muhyroom、渡辺友香、あいすまみ、ASAKA、春日葉子 金子正美、カミグチヤヨイ、かわいちともこ、クサカエリナ、久保利美加、蔵澄咲帆、クラハシ・ヨーコ、こばたえこ。小林さゆり、これきよ、こんどうまみ、斉藤きよみ、サイトウマスミ、さかきくみこ、榊原一樹、沙月、沙天、しんやゆうこ、suzukie、せのおりか、田口ヒロミ、竹永絵里、橘 和香子、千葉さやか、とやちかこ、長嶋道子、なせつ、にこさちこ、仁敷典子、西脇けい子、沼田 健、袴田一夫、疋田真夕、平沢けいこ、福井カオリ、fuchidori、M@R、まえじまふみえ、マスダアキ、Michi、蓑島恵美、ミボタ、みやよしえ、森 マサコ、」森田MiW、山﨑なみこ、rikko、ryuku、両口実加、秋山ますみ、井上明香。内田コーイチロウ、小野寺奈緒、加藤麻依子、斉藤高志、高畠りょうこ、美花、宮崎ひろふみ、村上恵流、森 みどり、やぎともこ(敬称略、掲載順)


カバーイラストレーション:加藤木麻莉



ご購入はアマゾンで。
http://www.amazon.co.jp/dp/4904823222

2012年3月16日金曜日

マルプデザインさんのブログで紹介してくださいました。

冊子の新刊がでたというのに、Webイラ通での更新が出来てなくて申し訳ないです。
イラ通展ももうすぐですが、準備に手が回らない、、、
焦るばかり、、、

そんな中、マルプデザインさんのブログで紹介してくださいました。

http://malpu.com/nippou/2012/03/nippoui5344.php(イラ通冊子について)
http://malpu.com/jihou/2012/03/jihou5333.php(コンペ展について)
http://malpu.com/jihou/2012/03/jihou5332.php(選抜展について)

ありがとうございます!
いつもいつもお世話になりっぱなしで恐縮です。

マルプの清水さんが特別講義されます

イラ通では何かとお世話になっているマルプデザインの清水良洋さんが、
東京デザイン専門学校のイラストレータークラスで特別講義をされます。

見学だけでしたら、外部の人も参加できるそうです。
予約も不要。
お時間のある方、のぞいてみてはいかがですか?

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日時:3月17日(土)13:30~16:00
場所:原宿 東京デザイン専門学校 1号館

特別講義についてのご確認は東京デザイン専門学校のサイトにて
http://www.tda-c.jp/news_208.html

因みに前回の特別講義を見学された方のブログ記事です。
・福士悦子さん
http://etsukofukushi.blog38.fc2.com/blog-entry-232.html
・池田八恵子さん
http://ameblo.jp/yaekoikeda/entry-11185462598.html
前回はイラストレーション1年クラスでした。
今回はイラストレーションアドバンスクラスの講義になります。

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清水さんは、秋に京都造形芸術大学で通信教育生のスクーリング授業もあるそうです。

2012年2月25日土曜日

クライアント向けに冊子「イラ通」の発送開始しました

冊子「イラストレーターズ通信」vol.11参加者から13人が集まり、クライアント向けの発送準備作業を行いました。
本日分で、5000部弱を発送できました。
ご協力いただいた皆様に心から感謝します。
まだ1000部ほどは発送する予定です。

なお、今回発行部数は6000部です。

2012年2月21日火曜日

冊子「イラストレーターズ通信」vol.11発送状況


本日までに、冊子にご参加いただいたイラストレーターの皆様に発送しました。


会員の皆様にも1冊お送りします。
既に一部発送済みですが、明日には全会員に発送作業を終える予定です。


海外の皆様にはエアメールでの発送になります。
1週間から2週間ほどお日にちがかかると思いますが、届かない場合はお知らせください。


冊子に参加していて、会員でもある方には別便で2冊届きます。
コンペで入賞・入選の場合はさらにもう1冊届くので、合計3冊となります。


もし数が足りないという場合はお知らせください。


こちらの手違いで多く届くこともあるかもしれません。
その場合はそのままお受け取りいただけると幸いです。


クライアント向けの発送は、25日に予定しています。
到着まで、今しばらくお待ちください。

冊子イラストレーターズ通信vol.11 発送開始

森流一郎です。
風邪をこじらせていましたが、ようやく熱も下がりました。
家族のインフルエンザもだいぶよくなったようです。(一時は39度を超える熱でしたが、私はインフルエンザではないとの判定結果でした)

現在、冊子「イラストレーターズ通信」vol.11の発送をはじめています。

まずはコンペの入賞・入選の皆様に送りました。まだ届いていない場合はお知らせください。

続いて、冊子にご参加いただいたイラストレーターの皆様に発送しています。まだ一部発送が終わっていません。今しばらくお待ちください。

2012年2月17日金曜日

発送準備作業お手伝い募集は締め切りました

冊子「イラストレーターズ通信」vol.11発送準備作業のお手伝いを申し出てくださった皆様、ありがとうございます。
予定していた以上の申し込みがございましたので、募集は閉め切りました。

どうぞよろしくお願いします。

2012年2月15日水曜日

冊子「イラストレーターズ通信」発送準備作業お手伝い募集

冊子「イラストレーターズ通信」vol.11がいよいよ完成します。
2月15日に納品いただく予定です。

さて、今年も例年通り、この冊子「イラストレーターズ通信」vol.11のクライアント向け発送準備作業を手伝ってくださるボランティアを募集します。
毎回、10人前後の皆様に、私の自宅兼事務所に集まってもらい、みんなでわいわいがやがやと、交流もかねて発送準備を行っています。
きていただいた方には交通費の実費プラス昼食代として600円を支給。そして晩ご飯はごちそうします。
さらに次回の冊子vol.12参加費から1000円を割り引きます。(金額が少なくて大変恐縮ですが、ご理解とご協力をいただけたなら幸いです。)


□日時:2012年2月25日(土)午後1時から午後6時頃まで、そのあと晩ご飯として、出前のお寿司をごちそうします。

場所:東京都西東京市西原町5丁目3番5号(森流一郎の事務所です)
西武新宿線 田無駅が最寄りの駅となります。西武池袋線ひばりヶ丘駅、JR中央線 武蔵境駅からもバスがあります。
きていただくことが決まった皆さんには地図をお送りします。(GoogleMapは間違った場所を指し示します。当てにしないようにお願いします)
お車の場合はあらかじめご相談ください。

作業内容:これまでと違って、既に封筒に冊子が封入された状態で印刷会社から納品されます。
お願いする作業は、宛名シールとメール便シールを貼って、段ボールにつめて、庭に並べる、といったないようになります。
いつもは女性が多いのですが、結構力仕事が必要なので、男性の方にもきていただけるとうれしいです、



大変恐れ入りますが、1歳3ヶ月の幼い長女がおります。
泣くことも、騒ぐこともありますので、赤ちゃんが苦手な方はご遠慮ください。
また、このこのためにも、全面禁煙です。
作業中、休憩時間、作業終了後も含めて煙草は吸えません。ご協力のほどお願いします。


お忙しいとは存じますが、ご都合のあう方、イラストレーターズ通信事務局までご連絡ください。
「発送準備作業お手伝い希望」と書いていただければ、地図等、詳細を連絡します。
遠方の方、お忙しい方は無理しなくて大丈夫です。

冊子に参加していない会員の皆様も歓迎します。
次号の冊子参加費から1000円を割り引きます。

お昼ご飯は用意していないので他で食べてきていただけると助かります。
駅前のコンビニやスーパーでお弁当を買って、バスで我が家に着いてから食べてもかまいません。
昼食代として、一律600円を支給します。


大変恐れ入りますが、ご連絡は、お手伝い希望の方だけにお願いします。
集まった人数が少なかった場合でも、行いたいと思います。

都合で急に来れなくなったとしても全くかまいません。しかしその場合は、一言ご連絡をいただけると幸いです。


皆様の封入作業お手伝いの希望をお待ちしています。
どうぞ、宜しくお願いします。


追伸ーー
冊子参加者や「イラ通」会員にはお一人(または一組)に1冊ずつお送りします。
冊子参加者で、会員でもある方には、別便で計2冊届きます。
申し込み時と住所が変わっていて、まだ住所変更のお知らせをいただいていない場合は、至急新住所をお知らせください。
クロネコヤマトのメール便で発送しますが、ヤマト運輸に転送手続きをしているからと、「イラ通」事務局に連絡してくださらない方が毎年たくさんいて困っています。
その多くは転居先不明で戻ってきています。
ヤマト運輸に転送サービスは、あまりあてにならないのが実情です。
住所変更をはがきでお知らせいただいた場合も、こちらではパソコンで管理しているので、新住所に書き換えられていない可能性があります。
改めて、メールでお知らせいただけると幸いです。
メールでほかの用件のついでに、引っ越しました、と住所が変わったことをお知らせいただくこともありますが。
当方では、メール1通につき2つ以上の情報には対応しきれないため、こちらの住所録に反映していない可能性があります。
改めて、メールでお知らせいただけると幸いです。